高田英子2ndアルバム「ボース・サイド・ナウ」!
人生をスマートに走り抜けるジャズランナー高田英子。
あふれ出る「気」に抱かれながら優しくメロウなサウンドに酔いしれる。
〜〜ジョン・コルトレーン研究家 藤岡靖洋
高田英子です。
「Both Sides Now」
ジョニー・ミッチェルの名曲をタイトルとしたこの作品は、目まぐるしく過ぎ去ってきた時代の中で、私の中から消えることのない、いや、消えるどころかますます鮮明に滲み出てくる、愛おしい映像から生まれてきたアルバムです。まるでそれが今の私を存在させている理由のように。
数年ぶりにデュオライブでご一緒したピアニスト石川武司さんとのふとした会話の中で、新しくなっている私に気付かせていただき、そして新しい作品を作る、というインスピレーションをいただきました。そこからは随分時間がたちましたが、私がこれまで生きてきた中で自分だけがもっているのがもったいないような「ステキ」フィールが70年代後半〜80年代前半のSoft and Mellowなクロスオーバーサウンドとマッチングした時から、この自分プロジェクトはスタートしました。